センペルビウムのケア方法

今日は「センペルビウム」のケア方法です。


今の時期にはとてもい色で

子も増えやすく、寒さにも強い「センペルビウム」

個人的にも大好きです。

今の時期、株を大きくしたかったり

ランナーから出た子を大きくしたのであれば

お外で雨水に当てて、しっかり日光に当てて育てれば

グングン成長します。


その前にしてほしいことは

【下葉の処理】と【株元の確認】です。


【下葉の処理】

他の多肉と同様に、成長とともに

いちばん外側の下の葉はだんだん枯れていきます。

ただ、センペルビウは他の種類と違い

自然とポロッとは取れず、くっついたままで成長していきます。

このままにしておくと。。。

株元の枯れた下葉が溜まり

枯れた葉がジメジメしやすく

病気になりやすかったり、梅雨~夏場にかけて

蒸れて苗がダメになってしまうこともあります。

(センベルビウムは蒸れに弱いです‼1日でダメになってしまうこともあります)


なので

植え替えの時や、梅雨前までには

下葉の処理をしましょう!


まずは株の下の方を

見てみましょう。

こんな感じに茶色くパリパリの葉が

付いているのがわかります。


2週間ほど水切った状態だと葉が柔らかくなり

葉を取り除く際に葉が折れにくいです。


そんなになさそうに見えますが

こんなに枯れた葉が付いています

ビックリなことに

これ右半分だけの枯れ葉です!

【根元の確認】

下葉を処理をすると

少し茎が出て見えてしまう場合もあるので

そうしたら、根元に土をかけてあげるか

植え替えのタイミングであれば、新しい土で

株元までしっかりと植え付けます。


茎が非常に長い場合

他の多肉同様にカットしても大丈夫ですので

茎を上から1~2㎝残してカット。

残った根の方の茎もあまり長いようでしたら

土からでる1㎝くらいを残してカットし調整します。

またカットした部分からも

芽が出てきますので大丈夫です。


これは以前にも載せたものですが

こんな感じに芽が出て

だんだん切り口もわからなくなっていきました。

【梅雨から~夏の管理】

夏場~冬前までは、どの種類も紅葉が覚めて

緑色になっていく種類が多いです。


梅雨~夏の高温期は蒸れに十分注意しましょう。

水やりや雨に当たった後に、気温があがったり

風通しの悪いところに置くと株元が蒸れて

株全体がブヨブヨになり死んでしまいます。

私のところでも、1日でダメになることもありました。。。


できれば植える土は、砂利や軽石などを多めに混ぜた

排水の良い土にしておと比較的、夏場でも強く

うまく夏越しをしていかれます。


【害虫予防】

センベルビウムは多肉の中でも

カイガラムシが付きやすいように思います。

葉の間に入りやすく取り除きにくいので

季節の変わり目や、植え替えのタイミングで

オルトラン粒状などを蒔くといいです。

土の上に置くだけで吸収します。


私のところでも

WORKSHOPやアレンジなどに使う土には

あらかじめオルトランを混ぜています。


まずは下葉の処理と夏越しのポイントを

書かせていただきました。


またランナーの子の植え替えや花のこと

また載せたいと思います。

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